
前回の初めての受診から2週間。針生検の結果がわかる日。
再検査と言われてからマンモグラフィ、エコー、針生検 、血液検査、CTは受診初日にすべて
その後MRIの検査と10日間ですべて検査してもらえた。
早くてありがたいな。
これはもう何を言われても受け入れようと思った。
案外あまり気にすることもなく受診日まで過ごせた。何でも来てみろといった気持ち。
一年前に高齢の母が肺がんの手術を受け我が家で初めてのがん患者となった。
それがあったからか自分のことは冷静でいられたのかもしれない。
「先日の検査結果で乳がんだということがわかりました」
やっぱりな…嫌な予感が当たってしまった。
宝くじにも当たったことないのにこんなものには当たるのか。
2年に1回の検査。毎年行っておいたほうがよかったのかもと過ぎたことを後悔。
そもそもなぜ乳がんになってしまったのか。考えてみた。
いまどきネットで検索すればいろいろと出てくる。
出産経験がない。40歳から50歳代閉経前後に多いなどなど。アルコール摂取。
お酒もあまりよくないらしい。酒は百薬の長って言ってるのに。
アルコールは大好きで365日飲んでいた。しかもお酒の量も多め。
すべて当てはまっている。
子どもにお乳をやっていないからかなぁ。女に生まれて使える機能をすべて使わなかったからかなぁ。
ただ私も一度ぐらいは出産してみたかった。
女に生まれて使える機能、出産や赤ちゃんに母乳を与えたり。
残念ながら私にその機会はなかった。
先生に聞いてもこれははっきりこういう人が乳がんになる確率が高いとはわからないと言われた。
いわゆる適齢期に子どもを何人か出産して母乳も与えて乳がんになった方もいらっしゃる。
私は友だちの間では有名ないわゆる健康オタクで漢方や薬膳も趣味にしている。
それなのになぜ?悲しみより怒りにも似たものが湧いてくる。
病気にならない体づくりと思って食生活も季節に合わせてやってきたのに。
それでもがんはやってきた。

針生検の結果
・浸潤性乳管癌
・右乳房内側上部(イラストの白いぼやっとした箇所です)
・しこりの大きさ:1.3cm
・わきのリンパ節転移なし
・多臓器の転移なし
・ステージ1
・エストロゲン受容体
ER:95% 陽性
・プロゲステン受容体
PgR:50% 陽性
・抗HER2療法の適応の有無
HER2:0陰性
・増殖スピードの指標
Ki-67:10%
・癌の悪性度
Grade2
手術で行うこと
・手術でがんを切除
・センチネルリンパ節の切除
手術後行うこと
・ホルモン療法 飲み薬で薬を飲む期間は10年間
・部分切除の場合放射線治療は25回
・全摘した場合は放射線治療は受けなくてよい
浸潤性乳管癌、一般的に乳がんと言われているもののほとんどがこれらしい。
リンパ節ほかの臓器には転移なし。
一部切除するか乳房全摘するかの外科手術。
手術が終わればホルモン療法。
ゆっくり増殖するがんで抗HER2療法は効果がなく抗がん剤ではなく
ホルモン療法が効果があるとのこと。ただし服用期間が10年か長いなぁ。
針生検ってここまでわかるのか。
全部取ってしまったほうが今後の転移の心配減るのかな。
右側乳房全摘してもいいかな。取っても小さい胸だからあまり変わらないかな。
一部で済むのなら一部切除でいいのでは。
「次回どうしたいかお聞きしますのでゆっくり考えてくださいね
手術前に心電図と肺のレントゲン、肺活量の検査を受けてもらいます」
その日の内にすべて検査してもらえた。
手術日も早い日であいている日があったのでお願いした。
待ちたくない、なるべく早く手術してもらいたかった。
病院から帰ってまずは同居している母に話した。
「私も肺がん手術してもらったから大丈夫」と80過ぎた母に慰められる。
一年前と立場が逆転した。
医療関係の仕事をしている姉。「知り合いや同僚にも手術のこととか聞いてみるね」とのこと。
こんな時にかける言葉って難しいだろうな。言葉を選ばないといけなかったはず。
手術前に友人二人にメールで知らせた。
親友は「驚きました。無事にすべて終わることを願っているよ。
あなた善人なんだからうまくいかないはずがないよ。」まぁ善人ではないのですが。
もう一人の友人。いつも健康診断で悪い結果が出たらいやだからと検診を受けない人。
検診の大切さ、乳がん見つかったから検診行ってねとメッセージを送る。
「早く見つかってよかったね」と返信あり。
この言葉にすごく傷ついた。メールは読む側の気持ちが左右するなぁ。
確かに早く見つかったことはよかったのかもしれないが私にすればまったくよかったねじゃない。
返信するのをやめた。言葉って難しい。文字だけっていいことも悪いこともあるな。



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